おおざい動物病院 oozai animal clinic 日曜・祝日も診療中!

お知らせ

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Q. 雑種の犬と猫は、よく病気に強いと言われますが本当ですか?
   
A. 最近は少なくなりましたが、以前はよく聞かれた質問です。
結論から言ってNOです。
雑種だから病気にならないとか病気に強いということはありません。
純血種だからいろんな病気になりやすいとか病気に弱いということもありません。
雑種でも純血種でも同じです。
『雑種だから病気に強いから予防注射はしなくていいです。』などとおっしゃる方がたまにいらっしゃいますがそんなことは一切ありません。
ではなぜこのようなことがいわれるようになったのでしょうか?
一つに、純血種は確かにある特定の病気になりやすい傾向にあります。
(例えば、柴犬やゴールデンレトリバーなどはアレルギーの皮膚炎が非常に多く見られます。また小型犬のマルチーズやヨークシャーテリアなどは高齢になると心臓疾患が増えてきます。)
そのようにその犬種犬種によって確かになりやすいある特定の病気があります。
そのことを何を誤解したのか純血種は病気になりやすいとか病気に弱いと思われるようになり、また反対に雑種は病気に強いとか病気になりにくいなどと言う間違った意見が定着してしまったものだと思います。
   
Q. うちのペット(犬や猫)は、もう年で歯がほとんどないのですが普通の食事でよいのでしょうか? 流動食みたいにしてあげたほうがよいのですか?
   
A. 答えはNOです。
犬や猫は食べ物を人のように歯で噛み砕いて粉々にして唾液と混ぜ合わせて飲み込んではいません。
ドライフードなどは1噛み2噛み程度でそのまま飲み込んでいます。
缶詰ややわらかい物その他肉などもほとんど噛まずに丸のみって言ってよいくらいです。野生が残っているのかゆっくり味わうより誰かに取られる前に早く食べて飲み込んでしまうのかもしれません。
その証拠の一つとして私たちは手術の前に動物に鎮静剤を注射しますが、その時副作用として嘔吐がでます。その嘔吐物を見てみるとほとんど形の残ったドライフードや肉片などがよくでてきます。
ですから特別に流動食にする必要はないと思います。
それでもあまり大きなものは食べにくいでしょうから少し食塊を小さくしてあげるぐらいの配慮があったほうがやさしいのかもしれません。
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